
■杉原 桂
■井上 正勝
杉原 桂 小児科院長
みなさん、こんにちは。杉原 桂と申します。皆さんに私の経歴をご紹介したいと思います。
私は平成10年に昭和大学医学部を卒業しました。
学生時代からアンドルー・ワイル博士が提唱するような代替医療を取り入れた全人的医療、ホリスティック医学を日本にとりいれることをずっと夢見ていました。しかし、医学部の病院実習で経験した医療の現場はあまりにもお粗末なもので、医療制度を改革するために厚生労働省の医系技官になろうと決意しました。しかし、卒業間近になって小児科教授であった飯倉洋治教授から声をかけられたこと、注射ひとつもろくにできない現場を知らない人間が当時の厚生省にはいっても意味がないと考えたこと、から博士号をとるまでは臨床現場を経験するという約束でアレルギーを専門とする飯倉洋治小児科学教室へ入局したのです。
大学病院勤務を中心に、千葉県こども病院未熟児新生児科でこども専門医療に従事したり、町田市民病院小児科などで地域医療に関わることができました。燃え尽きそうになったこともありましたが、2001年から沖縄県石垣島の県立八重山病院で離島医療にたずさわり、医師と患者が同じ目線で話す医の原点に気づかされました。また、米国医療と日本的医療の違いを学ぶ貴重な経験を得たのも私にとって大きな財産です。(余談:ここでカミさんと出会ったのです)同時並行して故飯倉教授とイルカ介在療法を組織したり、フロリダまでイルカ研修にでかけたりしていましたが2002年、アレルギーの専門病院である国立病院機構相模原病院の小児・小児アレルギー科へ配属されました。ここで海老澤元宏先生の下、最先端の気管支喘息、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーの治療に関わることができ、大きな学びを得ました。